男と女のQ&A

って何?って何?

~義父母編~

妻の母に私生活を覗かれているようで・・・

Q.結婚して5年になります。子どもがいないこともあり妻は結婚後もフルタイムで働いています。私の実家は兄夫婦が両親と同居しているので介護の心配もなく、昨年妻の実家の近くに戸建てを買いました。妻が二人姉妹の長女ということもあってか、義父母は私を実の息子のようにかわいがってくれています。「娘が仕事に夢中でご      めんなさい。その分私がフォローしますから」と言う義母は昼間掃除に来てくれたり、妻が遅い時は夕飯を作りに来てくれたり…。毎日のように寝室もきれいに直してあるし、私が家に帰ると義母が私の下着をたたんでいたりもします。感謝しつつも、妻でない女性に妻とのプライベートを覗かれているようで…。妻は「私は助かっているけど」と言うだけです。
妻に姑のことを言う前に
夫婦の在り方を話し合う
A  「妻でない女性」に「妻とのプライベートを覗かれる」不安、不快さを訴えているお気持ちよくわかります。そこでこの「不安、不快さ」を一緒に分析してみることにしましょう。
 これはあなたが「不安、不快さ」と言ったのではなく私が言い換えただけです。あなたはただ「妻でない女性」に「妻とのプライベートを覗かれているようで…」と言っている。この「…」があなたの本心が語られているところなのです。人はよくわからない不安や不快に気づく時、心や身体が言葉にはならない「微妙な何か」を感じると言われています。その「微妙な何か」を大切にして「…」に焦点を当ててみる(フォーカシングと言います)と不思議なことに、この「…」が何かの言葉や感情になって自分の前に現れます。この『心の作業』をあなたに代わって私がやってみると「不安、不快さ」という言葉が浮かんだというわけです。
   ではそれは何から来ているのか?考えられることは「妻でない女性」=妻の母が「寝室を直し」「下着をたたんでいる」と気にしている。そのことから「自分の娘は寝室でちゃんと夫に愛してもらえているか」「5年も子どもができないのは夫が夫婦としての営みができる機能を持っていないのではないか」「娘は夫の愛に満たされないから『仕事に夢中』になっているんじゃないか」などと姑から非難されていると感じているのではありませんか?
 妻に姑のことを言う前に、ご夫婦の在り方=「お子様が授からないのであれば自然な形で生きていくのか不妊治療に取り組むのか」「子どもを持たず妻が仕事をしたいと言っているのであればそれにあなたは不満があるのかないのか」等、性のことも含めて、ご夫婦でじっくり話し合う大切な時が来ているということです。多分、あなたは自分の不安や妻に対する不満に蓋をして来たのでしょう。「妻の実家のそばに家を買い」「実の息子のように可愛がってもらっている」自分を失いたくないために…。
 奥様とお洒落な食事でもなさるかご旅行でもして、じっくり話し合ってください。それだけでお義母様は安心なさってお二人の家庭に手を出さなくなる、あるいは手伝ってもらうことにあなたが感謝できるようになるはずです。


ブログへこころのQ&Aインデックスへ