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受かる高校はほとんどありませんと言われ…

Q. 中学3年生の息子と中学1年生の娘がいます。夏休み前までは、子どもも私ものんびり構えていたのですが、一気に周りが入試モードになった感じで、大変戸惑っています。先日、中学校で三者面談があり、担任の先生から「私立についてはご家庭で高校を回って確約を取ってきてください」というようなことを言われました。第一志望は公立なので、その旨先生に話すと「今の成績では、受かる高校はほとんどありませんよ」と突き放すように言われました。確かに勉強の好きな子ではないので、成績もよくはないですが、やっと勉強する気になっていた矢先の先生の言葉だったので、一気に息子のやる気も失せ、投げやりになってしまいました。何とかやる気を取り戻させたいのですが…。

 

A. なんとひどい言葉を先生は吐いてしまったのでしょう。取り返しのつかないことをしてくれました。これを読んでいる教育に携わる仕事をしている方にお願いします。こういう言い方は決してしないでください。

だいたい今の入試制度で「入れる高校はほとんどない」というのは正確な表現ではありません。まだ二学期も始まったばかり。ゆっくりやる気になる子はこれから伸びるもの。三者面談で教師のすべき仕事は子どもの長所を見つけてその子の持ち味を励ますこと。そのことに徹してください。焦っている子どもを叱ったり、イライラしている保護者を脅したりせず、「焦らなくてもいい」「子どもを信頼して」と安心させてあげましょう。

残念ながらこの先生、わざとその反対をしているようですね。私が現役の教師だったとき「三者面談では、まず親の前で子どもの欠点を叱って、一発かましてから始めれば親に文句を言われない」と言っている先生がいました。学年主任だった私は、「その逆をしてください」とお願いして、長所と持ち味を大切に伝えることから三者面談を始めてもらいました。「そんなことをしたら親からも生徒からもなめられる」という先生がいましたが、私は学年主任としてそこは譲りませんでした。その結果子どもたちは、それぞれの持ち味を活かす進路へと巣立っていきました。未だに「まず一発かます」的な三者面談が行われているのは、とても残念です。

保護者のあなたには責任はありませんが、少しでもこの取り返しのつかない事態を取り返すために次のことをしてください。まず、お子さんと二人でゆっくり話せる時間を作る。できるだけ早く今日にでもです。そして「先生の言い方は乱暴で私も納得できない」「あなたがやる気になっていることをとても高く評価している」の二つのことを丁寧に話してください。「その気になった」ことを「私はうれしく思っている」と心を込めて伝えましょう。

次に、このご相談の内容(Q)を学校に伝えるために学校に出向いてください。担任の先生が取り合わなければ、校長先生あるいは教頭先生に話してください。大変ですが、勇気を出して親の困っている気持ちを学校に伝えましょう。学校が何らかの対応を取ってくれれば最高ですが、学校が変わらなくても、お母さんの気持ちは必ずお子さんに伝わるはずです。

シリーズ連載
【教育Q&A】~高校受験編~case09


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