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教育Q&A case02

教育Q&A case02
~中学進学編~


中学への進学が不安で…

Q.
4月から中学生になる息子のことです。
5年生の3学期に不登校になりました。
いじめられるから嫌だと年明けから朝ぐずるようになり、
2月になるとほとんど登校出来なくなりました。
6年生を送る会や卒業式などはなんとか登校していたので、
学校との関わりは繋がっていました。
6年生になると、学校の配慮もあってか、いじめていた子とは
別なクラス、仲のいい友達とは同じクラスになりました。
毎朝、友達が迎えに来てくれて、
6年生はなんとか乗り切りました。
ところが最近、中学校に行くのが不安と言い出しました。
中学校区が複雑で、いじめていた子たちの多くが息子と
同じ中学に通うことになるのに、仲のいい子たちの多くは
別な中学になるからです。
また不登校にならないかと心配です。

A.
お子さんとゆっくり時間を取って静かに
話ができる場を作ってください。
そしてまず、あなたがお子さんの
「不安な気持ち」を充分に聴いてあげてください。

お子さんが不安な気持ちを言い出したら一つ一つ丁寧に
「そう。そういう気持ちで不安なんだね」と
繰り返しながら話を促してください。
間違っても「そんなつまらないこと!」とか
「何言ってるの!」とか口を挟まないでください。
お子さんが自分で納得するまで
「不安な気持ち」を言わせてあげてください。

お子さんの不安はあなたが考えているように
「5年生の時いじめていた子と同じ中学に
通うことになる」という不安が一つ、
もう一つは一人で新しい環境に飛び込んで
行かなくてはならないことから生じる不安です。
後者の不安はどの子にも多かれ少なかれあるもので、
たとえ中学へ行くのを楽しみにしている
お子さんの心の中にも必ずあります。
ゆっくり丁寧に話を聴いたら、
次に毅然とした態度で「万一、いじめがあったら
あなたのことは私が守る」と宣言してください。

もし本人が必要だと思うなら、
「入学前に小学校の先生と一緒、あるいは私一人でも
中学校に行って、5年生の時のいじめの話をしてくるから、
中学校の先生方にも見守ってもらえるよ」と伝えましょう。
ただしこれは、お子さんのプライドにも関わるので、
本人の気持ちを大切に。お子さんが本当に望むなら、
すぐ実行してあげてください。
そして、もう一つの不安である
「人が新しい環境に入る前に漠然と感じる不安と胸騒ぎ」。
これはおそらくあなたも感じた経験があるように
誰にでも起こるものです。
この不安に対しては「中学校は安心で安全な場所であること、
友達や先生もあなたを守ってくれること、
むしろ楽しい場になるだろうこと」を話し、
不安が期待に変わるような雰囲気を作ってください。
そして最後に、これが最も大事なことなんですが、
ご相談者のあなたが「不安」になっていらっしゃいますよね?
一人で抱え込まず、今ご相談なさっているように、
パートナーにも協力してもらう
ことは決して
恥ずかしいことではないですから、
小学校、中学校の先生やママ友にも支援してもらってください。
おそらく、お子さんの不安の裏には、何かあった時
助けてもらえる家族がいない不安もあるので、
この際ご夫婦や家族の関係性も見直すことをお勧めします。

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【取材協力】
臨床発達心理士 大関洋子
・浦和カウンセリング研究所所長
・プロフェッショナル心理カウンセラー
・上級教育カウンセラー
1941年生まれ。埼玉大卒業後、高
校で国語、音楽を教える。結婚、出産、
男女の共生等の話題で新聞・TV・雑
誌等にも登場。年間のべ1,000人以
上のカウンセリングをこなす
☎048-825-2251 http://www.ed-cou.com


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