浦和の動物園、知ってます? 大崎公園
浦和に無料の動物園があるって知ってますか?
知る人は「もちろん!」だが、新しく越されてきた方はなかなか行く機会がないのでは?
答えは大崎公園。市内に長く住んでいる方なら一度は訪れたこともあるはず。
国道463号、通称「越谷街道」を大門の方向に向かって左側、公園のなかにある動物園は子ども連れに人気。レッサーパンダはじめヤギやシカ、クジャクなど中小動物が集まる小動物園だ。それも、なんと入場料無料というのが驚き!一度は必ず訪れよう。
ここまでだと、地元民は「それくらい知ってるよ」とたかをくくるだろう。
その動物園の人気スポット、小動物と直接ふれあうことができる「こどもひろば」のモルモットのへやにこんなメッセージがあるのをご存知だろうか。
モルモットのへや
こどもは入ってあそんでいいよ!!
かむよ!
おこるとかむことがあります。
生きているからしかたがないですよね。
大人は入れません
こどもはいいよ!
僕はこのメッセージを読んだとき、心が和むと同時に、動物とのふれあいをホントに考える管理者と利用者との関係を感じた。
何がいいってこの文字のタッチがまずいいじゃありませんか。
「大人は入れません」。こどもだけのワールドをつくりあげるための工夫。
それから大きな文字で「かむよ」と強調。
「かむよ」。この強烈なキャッチが私の心をつかまえる。
モルモットは「かむ」ことがあってしかるべきなのだ。
だからといって、かまれたら困るのではふれあいにならない。
(確かにそういう批判も成り立つかもしれませんが)
でも「生きているからしかたがないですよね」…
この優しさがまたいいじゃないですか。
こどもがヤギに追い回されて泣き喚いているのを傍らに
奥さんとこのメッセージの深い意味について考えていました。
ぜひ一度、家族で行ってみてください。
編集部AD
【データ】
緑区大崎3156-1
無休、駐車場有