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私は彼の所有物じゃない!

Q. 彼は高校の同級生。高校3年生の時に付き合い始めて6年になります。別々な大学に進学したので、お互い別な人と付き合い始めて別れることになるんだろうと思っていたんですけどここまで来て、大学も無事卒業したので、最近では結婚を意識するようになりました。先日、一緒に食事をしていると彼が突然「俺、タトゥー入れたんだ」と言って、左の鎖骨の下あたりに入れたタトゥーを見せたんです。星の形の脇に私のイニシャルが付いてました。「ずっと一緒にいるんだから愛の証におまえも入れろよ」という彼に「嫌だよ」と言ったら大げんかになりました。以前から私を支配したいような言動があるにはあったんですけど、いくら彼のことが好きでも、私は彼の所有物じゃありません。

 

A. パートナーをライバルに奪われないために私たちはいろいろな戦略を使います。この戦略は大きく分けて2つあります。1つはパートナーに向けた戦略、もう1つはライバルに向けた戦略です。少し古い研究ですが、アメリカの心理学者、デヴィッド・バスの研究グループは、2008年にこれらの戦術の具体的な方法を発表しています。例えば、パートナーに向けた戦術は、パートナーの監視、パートナーの時間の独占、暴力を振るうなど…そしてもう1つのライバルに向けた戦術がまさにあなたの彼がやっている「パートナーが自分のものである宣伝」です。これは、言葉はもちろん、同じTシャツを着させる、同じ装飾品を持たせる程度のことから、行動・動作によってパートナーが自分のものであることを主張することもあります。女性を独占したり、監視したりする男性は、肉体的暴力を振るう可能性が高いこともわかってきています。あなたの彼は以前から支配したいような言動があったとのこと、いくら彼があなたを愛していると言い、あなたも彼のことが好きだとしても、考え直した方がいいと思います。「私は彼の所有物でない」というあなたの主張はまっとうで正しい意見です。ただ、私たち人間が相手を独占したいと思うのは当然のことです。太古の昔には、女性は妊娠、出産、子育ての過程でどうしても男性から生きるための食料を手に入れなければなりませんでした。ですから、誠実に食料を運んで来てくれる男性を独占しておく必要がありました。また男性は、命がけで獲ってきた獲物を本当に自分の遺伝子の胎児や赤ん坊に与えているかどうか分からないわけですから、種の保存のためには女性を監視するか、時間を独占するか、暴力で従わせるか、あるいはライバルに向けて必死にこの女性は自分の所有物であることを宣伝しなければなりませんでした。その名残というべきでしょうか、あなたの彼のしていることは。お互いが愛し合い自ら相手のイニシャルのタトゥーを入れるのならまだしも、「愛の証をおまえも入れろよ」と相手に強制するのは勘違いもいいところです。日本人の考え方の根底には「身体髪膚これを父母に受くあえて毀傷せざるは孝の始めなり」という孔子の言葉があり、タトゥーを入れることが、この言葉に反した行為なので、多くの人は簡単に受け入れることができません。もう一度申し上げます。この恋愛は止めましょう

 

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【男と女のQ&A】~恋愛編~case 41

 


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